「 極真空手 塚本徳臣・鈴木国博伝」

penjyu2006-07-05

天才空手家塚本と努力の人鈴木のライバルストーリーを描いた「 極真空手 塚本徳臣・鈴木国博伝」という本を読んだ。

それほどこの2人に詳しくなかったけど確かいつも大会の決勝であたって4年連続くらいで鈴木が負けてて5回目でついに勝ったという番組をみたことがあった。

この本は96年のものなのでまだ2回目の対戦後の話。

鈴木は努力の人というイメージどうりやったけど塚本のほうは確かに天才ではあるが人間臭い部分も多々かかれてて面白かったです。

塚本「やっぱ、一番稽古したやつが一番強いんですよ。自分をギリギリまで追い詰めないと。」
で、大会前血尿どころか血便が出るまで追い込んで母親に「オレ,今度の全日本でまけたら自殺するから」と覚悟して望んで1本勝ちの山を築いた。
知らない人から見たら天才がスイスイ勝ち上がっていくように見えたのかもしれないけど実際は精神的にも体力的にも限界で準決勝でラスト30秒のラッシュ時には小便を漏らしてたとか!当時塚本23,4歳。すごいなあ。