道場名物闇稽古

今日の稽古は激しかった。
最初からアンプラグド国分寺のボス鈴木総裁の激しい檄が飛ぶ。
「いいか!今日は人数も少ないし暑いからチャッチャッとやって帰るぞ!!」
もちろん集中して激しくやるという意味です。
稽古の最後まで立ってられるか不安がよぎった。

アップの筋トレサーキットも普段の倍やった。(しかも普段の倍のスピードで)
そして後半は柔術のスパーリング。はじまる直前に道場の照明が消された。みんなはとまどっていたが道場歴が長い俺はすぐに気づいた。「ついに始まったか・・・道場名物闇稽古!!」
闇稽古とはその言葉どうり闇の中で稽古することだ。お互い見えない中で戦うことによって五感が研ぎ澄まされ驚くほど強くなるという!柔道の全日本選手たちもこの練習法を取り入れているとこの前テレビでやってた。

闇の中互いの息遣いとうめき声、骨のきしむ音だけが聞こえる。
鈴木総裁が叫ぶ!「みんな、くらやみだ!くらやみ五段を目差せ〜!!」

真っ暗でスパーすんのもなんか新鮮で面白かったです。しかも電力節約になるエコ柔術

※「くらやみ五段」とは寺だヒロオ先生が描いた漫画でドラマ化したとき千葉真一が主人公のくらやみ五段を演じた。
主人公は柔道の達人で子供を助けるため炎の中に飛び込み視力を失ってしまうという話。